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偏見だらけの読書感想文〜働きマン・1〜
働きマン (1)
働きマン (1)
安野 モヨコ

安野モヨコさんの作品は「脂肪という名の服を着て」
という作品を読んだのが始まりだったのですが。
・・・・「脂肪という名の服を着て」は、はっきり言ってホラーです。
あれほど、ページをめくって読むのが怖かった作品ったら、ないぐらい。
ミステリーとか、心霊現象のホラーというジャンルに区分されるものではないです。
ただ、『人間の負の面を、物凄く強調して書き過ぎている』。

多分、安野モヨコさんは、この作品に出てくる
キャラクターたちを、全く愛してないと思います。
いや、愛はあるのかもしれません。でも、
それは『憎しみ』の方にベクトルが向いてます。

けれど、「働きマン」は、私の「この本は面白い作品だよセンサー」に
ぎゅんぎゅんがんがん(←謎の効果音)呼びかけてくれます。
でも、上記の「脂肪という名の〜」を見ていた私は、
その呼びかけに確信を持つことが、どうしても出来ませんでした。
でも最近、その呼び声に素直になって、勇気を出して買って読んでみたのです。

面白かった!!!

内容は、『働く人間の群像ドラマ』ですが。
以前、安野さんの内面にあった『憎しみ』みたいなものが、
完璧にプラスの方向へと転化されている気がしました。
キャラクターたちそれぞれを、きちんと責任を持って、愛してあげている。

今年土屋アンナが主演で映画化される「さくらん」も読んでみたけれど、
これは時期的に、「働きマン」を書く少し前のお話だと思います。
作者の内面が、負から正に転化され始まった頃の作品という気がします。
まだ負の方向に偏りがあるけれど、ラストの主人公の潔い笑顔は、
今でも、印象に残って居るぐらいに。

安野さんが「働きマン」を、これからどういう風に
ストーリーを進めていくのかは、分かりませんが。
ストーリー中で色々なトラブルがあったとしても、読後感はいいです。
このまま、作者の内面が平穏な状態で進むといいなあと思います。
オススメ。



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